中学生から社会人まで――最近のY’s SPORTS CLUB🏸
世代を越えて、一緒に上達できる場所へ
久しぶりのコラム更新となりました。
3月に「試合で差をつける!実戦バドミントン講座」が完結してから少し間が空きましたが、その間もY’s SPORTS CLUBでは、毎週みんなでシャトルを追いかけています。
そして最近、練習風景にも少し嬉しい変化が出てきました。
これまで参加の中心だった中学生・高校生に加え、大学生、そして社会人の方の参加も少しずつ増えています。
中学生、高校生、大学生、社会人。
年齢も、学校も、仕事も、バドミントン歴も違います。
それでもコートに入れば、共通していることがあります。
「もっと上手くなりたい。」
その気持ちです。
学生が大人の落ち着いた配球やゲームの組み立てから学ぶ。
社会人の方が、学生のスピードや運動量、思い切りのいいプレーから刺激を受ける。
そして時には、年齢に関係なく本気で1点を取り合う。
そんな光景が、最近のY’sでは少しずつ増えてきました。
世代の違う選手が同じコートに立つことで、以前とはまた違った活気が生まれています。
「楽しく、時に厳しく」
Y’s SPORTS CLUBが大切にしているのは、ただ楽しくシャトルを打つことだけではありません。
基礎練習、パターン練習、ノック、そしてゲーム練習。
一つひとつの練習に目的を持ち、
「この練習が試合のどこにつながるのか」
を考えながら取り組むことを大切にしています。
きついノックでも最後の1球まで追う。
ゲームになれば、本気で1点を取りにいく。
うまくいかなければ、「なぜできなかったのか」を考えて、もう一度やってみる。
もちろん、いつも張り詰めているわけではありません。
良いプレーが出れば自然と声が上がり、苦しい場面や最後まで頑張っている選手には「ファイト!」「ガンバ!」と背中を押す声が飛ぶ。
年齢や立場に関係なく、お互いのプレーを認め、励まし合いながら練習できるのも、今のY’sの良さだと感じています。
でも、やるときはやる。
楽しいだけでもない。
厳しいだけでもない。
真剣に取り組みながら、お互いに刺激し合い、支え合う。
そんな雰囲気の中で感じられるバドミントンの楽しさを、これからもY’sでは大切にしていきたいと思っています。
世代が違うからこそ、気づけることがある
同じ年代、同じくらいのレベルの選手同士で練習することには、もちろん大きな意味があります。
一方で、普段とは違う年代やプレースタイルの選手と打つことで初めて気づくこともあります。
速い球だけでは決まらない。
強く打つだけでは崩せない。
逆に、スピードや勢いに押されて、自分の準備の遅さに気づくこともある。
「こんな配球があるんだ」
「力いっぱい打っていないのに、なぜか取りにくい」
「この人は簡単にミスをしてくれない」
違うタイプの選手と対戦すると、自分の“いつものバドミントン”が通用しない場面が出てきます。
そこから、
見る。
考える。
工夫する。
ということが始まります。
バドミントンの上達は、教えてもらうことだけではありません。
人のプレーを見て、実際にシャトルを受け、自分で感じて気づく。
いろいろな人と打つことそのものが、大切な練習になります。
大人になっても「上手くなりたい」は変わらない
そして、社会人の方と一緒に練習する機会が増えて、改めて感じることがあります。
それは、
「上手くなりたい」という気持ちに年齢は関係ない
ということです。
社会人になると、学生時代のように毎日練習することはなかなかできません。
仕事や家庭があり、その中で時間をつくって体育館へ来る。
それでも、
「もう少し上手くなりたい」
「昔できなかったことができるようになりたい」
「試合でもっと勝ちたい」
「もう一度、本気でバドミントンをやりたい」
そんな気持ちは変わりません。
学生には学生の目標があります。
社会人には社会人の目標があります。
大会を目指す人もいれば、自分自身の上達を楽しみたい人もいる。
目標は違っても、
昨日の自分より、少しでも上手くなる。
その喜びは、何歳になっても同じなのかもしれません。
バドミントンで人生を豊かに
Y’sが大切にしている言葉があります。
「基礎から本物へ。そして、バドミントンで人生を豊かに。」
試合に勝つ。
技術を身につける。
目標にしていた大会へ出る。
もちろん、それも大切です。
でも、バドミントンを続けていると、それだけではないものにも出会います。
年齢の違う人と知り合う。
今までできなかったことが、できるようになる。
負けて悔しいと思う。
もう一度、本気になれるものができる。
そしてまた体育館へ行き、ラケットを握る。
そうした時間も含めて、バドミントンの魅力なのだと思います。
中学生も、高校生も、大学生も、社会人も。
それぞれ違う目標を持ちながら、同じコートで一緒に汗を流す。
今のY’s SPORTS CLUBには、そんな活気のある雰囲気が少しずつ広がっています。
これからも、
「楽しく、時に厳しく。」
一人ひとりが自分なりの目標を持って、バドミントンを楽しみながら本気で上達を目指せる。
そんな場所を、みんなと一緒につくっていけたらと思います。
そして、次のコラムへ。
今回、久しぶりにコラムを書きながら、
「次は何を伝えようか」
と改めて考えました。
そこで次回から、実戦バドミントン講座の新しいシリーズを始めたいと思います。
今回取り上げるテーマは――
「試合の“流れ”」です。
「流れが悪くなった」
「3点続けて取られて焦った」
「相手に流れを持っていかれた」
試合ではよく使う言葉です。
でも――
そもそも、“流れ”って何なのでしょうか?
15点制で行われる大会も増え、1点、そして連続失点の重みをこれまで以上に感じる場面も出てきました。
流れは、本当に存在するのか。
なぜ連続失点は起きるのか。
流れを止められる選手と、そのまま崩れてしまう選手では何が違うのか。
そして、自分から試合の流れをつくることはできるのか。
次回から全6回を予定して、
「流れに左右される選手」から
「流れを自分で動かせる選手」へ。
実際の試合をイメージしながら、一緒に考えていきたいと思います。
第1回は、
「試合の“流れ”って本当にある?」
――15点制でさらに重要になる「連続失点」の正体
からスタートします。
久しぶりの実戦シリーズです。
またここから、バドミントンを少し違った角度から掘り下げていきます。🏸